平山栄一記録簿  想哲理越憂愁     

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オーギー・レンのクリスマス・ストーリー(本) スモーク(映画) 岸辺の二人(映画)

書名・・・オーギー・レンのクリスマス・ストーリー 著者・・・ポール・オースター たまには久しぶりに、コロナ以外の事も書きたいと思いました。 上記に記した本の情報ですが、実際には「スモーク」という映画を観た後で原作者を知り、それがポール・オース…

もし

「チェ・ゲバラと歩んだ人生 イルダ・ガデア著」 上記の本の中で紹介されていた詩。ゲバラもガデアも同じようにこの詩は座右の銘となっていたとのこと。なるほど・・・ *** もし もし汝のまはりの凡ての人々が狼狽し、それを汝のためなりといひて 汝を非…

チェ・ゲバラ

チェ・ゲバラにとても惹かれる。随分昔からそう感じてきた。と言っても30代くらいからだったか。しかし、チェ・ゲバラの関連書籍は、意外にまだそうたくさん読んでこなかった。映画は色々と観てきたが、書籍ではいつか読もうと思いながら、殆ど見送ってき…

萩原朔太郎 近日書簡 三行詩

最近の歴史教科書、社会の教科書というのを見る機会がないので、今はどういうような表記になっているか分からない。誰か知り合いがあれば教えてほしいものだが、小学生や中学生を子供に持つような家庭との交流が今の所、あまり無い。残念だ。 ところで、従軍…

モモ

てぃるるの図書室で、偶然、「モモ」を読む、という表題の本を見つけ、何だろうと思い、ページをパラパラめくっていた。ふと見つけたフレーズで、人間の死とは何かという問題に絡む語句が目に入った。私が最近気の付いたことについては、これまでに何度かポ…

「ザ・レイプ・オブ・南京」を読んだ

アイリス・チャンの著した、「ザ・レイプ・オブ・南京」を読み終わった。多くの資料と考察を積み重ねた良書だった。しかし、多くの日本の人たちがこの書籍の内容に否定的な立場を取ることが多い、それも全否定する人が少なくない。本のすべてを読み通すと、…

カフカの「変身」を読んで、今のコロナ詐欺が連想された

フランツ・カフカの小説の入門書のような位置づけとしての「変身」という本がある。若い時に読んだつもりになってたが、どうやら読もうと思って読まなかったらしい。今回初めてよんでみて、全く読んでなかったことにさすがに気づいた。 下世話なことだが、有…

②エイリアンインタビュー 読了

エイリアンインタビュー 読了した。 かなり日にちを費やした。あえて少しずつ読み進めたと言ってもよい。今まで全く読んだことのない筆致に溢れていた。このような書籍は全く初めてと言える。読んでいるとき、ジョージ・オーウェルの「1984年」を思い出…

エイリアンインタビュー

poccosan.hatenablog.com 何コレ? と思う人が殆どかもしれません。私はそっちの方じゃなく、けっこう真剣にリサーチする方ですね。基本的に私は宇宙人だと思ってたので。あ、これは誤解を招く発言。正確に言うと、ずっと地球人は宇宙人だと思ってたのですが…

③桜桃

太宰治の絶筆、桜桃を読みました。この作品、読んでませんでした。というより、この小品集そのものを読んでませんでした。新潮文庫にまとめられている、太宰治晩年の作品集。いずれも、ギリギリ苦しみの発露がしたたり落ちるようなものばかり。 桜桃を読むと…

⑦ヴィヨンの妻

太宰治の晩年に書かれたものです。亡くなる直前です。不思議な小品です。何かしら勇気づけられます。人によっては受け止める感覚が違いますが、私は勇気づけられます。 太宰治は頭が良すぎたのでしょう。いろんなことが見えすぎ、とても苦しい人生だったと思…

たったの220円!!

古本屋さんが好きですね。 けっこうアイウエオ順とかテーマ毎とかで分類されてますが、どうしても雑多にまとめられてしまいます。そこがまた古本屋さんの魅力です。 ごくまれに新刊書を買うこともありますが、最近はあまりありません。1000円以上財布か…

一般的には読みにくいとされてますが・・・「1984年」を是非

既に3月31日に、日記のカテゴリーで少し紹介してますが、ジョージ・オーウェルの「1984年」という小説、是非多くの人に読んでいただきたいと思っています。 この本、けっこう知られているのですが、意外にあまり読まれていないと聞きます。出版された…

「1984年」

*日記のカテゴリーでは、ですます体は不自然に感じる、ブログに出す文だから純粋に日記とも言えないが、書くときのマインドも大事だ。日記はやはり、である体の方がいいだろう。今回から、日記カテゴリーに入れる文は、である体による筆記としよう。 新型コ…