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オーギー・レンのクリスマス・ストーリー(本) スモーク(映画) 岸辺の二人(映画)

書名・・・オーギー・レンのクリスマス・ストーリー

著者・・・ポール・オースター

 

たまには久しぶりに、コロナ以外の事も書きたいと思いました。

 

上記に記した本の情報ですが、実際には「スモーク」という映画を観た後で原作者を知り、それがポール・オースターだと知りました。調べてみると、日本でイラストと共に絵本として出版されてました。とても小さな絵本です。でも1870円。沖縄県立図書館にあったので早速借りて読みました。イラストもとても面白く、かつ怪しげ感も含まれていて、人生の実相って、きっとこういうもんだろうなぁ、と思わされるイメージがありました。きっと他の図書館でもあるでしょうね。

 

映画でのストーリーは、さらにひとひねりある脚本でしたね。どちらのストーリーでもありかな、と思わされました。人間って元々バカな生き物です。ウソをつかない清廉潔白な人間なんていないし、何もかもウソだらけ最低最悪の人間というのも中々いないものです。いや、いたな・・・お偉方たちに・・・気持ちいい話をしたいから今はそのデタラメ人間を指摘するのはやめておきます。

 

映画情報もお知らせしておきます。

 

「映画 スモーク ニコニコ動画」で検索すれば出ます。

 

同じスモークという題名で2つ出てきますが、2013年のものではなく1995年の映画の方です。「字幕 スモーク 1/4  ニコニコ動画」という表示が出てきます。これが1995年の映画です。4つのパートに分かれてるので、1/4 が終われば最初のをコピペして、1/4を2/4 3/4 4/4 と変えれば、続けられます。2/4のパートのときは、「字幕 スモーク 2/4  ニコニコ動画」とすればいいということですね。

 

この映画、とても渋い映画です。じんわり感じさせられるものがあります。元パートナーだった者同士の相克、想い、それから妻を亡くした者の思い、また、思いやりと罪を振り返るつらさの重なり等々・・・B級映画のように始まるものの、すぐに、え? これってすごい作品かも、と思わされます。ちょっとした仕草ややりとり、台詞なんかも、何かしらしゃれてたり重たかったりするんですよね。

 

ところで、ニコニコ動画やyoutubeってよく消えてしまいますから、いつまでも観られると思わないでください。かなり前に、「ホテルハイビスカス」も紹介したのですが、もう観ることができなくなってました。著作権もあるから仕方ないでしょうね。確か、自分で観る分には特に難詰があったりも無いようですが、あまり固いこと言ってほしくないなぁ、なんて勝手に思ってます。

 

そう言えば、随分前に昔出していたブログで、「岸辺の二人」という8分ほどのアニメ作品を紹介したことがあります。これは2001年の作品ですから随分前ですが、未だに無料動画発信されてます。作者は鷹揚な方のようですね。できるだけ沢山の人たちに観てもらいたかったのでしょう。

 

これは普通に・・・

 

「Father and Daughter  岸辺の二人」で検索すると、やはりニコニコ動画で出てきます。この作品もとても色々と考えさせられる、じんわりと人生を思わさせられるとても良い作品です。8分ほどで観ることができますしね。

 

おや、結局今日は、本を一冊と映画を2つ、紹介したことになりますね。ブログ表題が華やかなものになりそうです。お時間のある時にご覧になってみて下さい。いずれも、決してご損は無いと思います。