平山栄一記録簿  想哲理越憂愁     

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たったの220円!!

古本屋さんが好きですね。

 

けっこうアイウエオ順とかテーマ毎とかで分類されてますが、どうしても雑多にまとめられてしまいます。そこがまた古本屋さんの魅力です。

 

ごくまれに新刊書を買うこともありますが、最近はあまりありません。1000円以上財布から出て行ってしまうのは、今時のご時世、かなり苦しいもんです。本当は図書館を活用したいのですが、今は図書館ほとんど、いや全部閉まってますし。これ本当に腹が立ちます。税金返せよ、と言いたいですね。コロナなんて全部ウソ、詐欺なのに。あ、この話になると話の趣旨が変わるのでおいといて・・・

 

最近、古本屋さんで買う本の種類が段々と限定されてきました。古典に回帰していってます。人間が読める本の数なんて限られてますから何を読んでも良さそうなものですが、私の場合は、いわゆる古典の部類に入るものばかりになってきてます。最近では、前にも書きましたが、ジョージ・オーウェルの「1984年」です。本当に圧倒されました。感想はもう書いたからまた書くのは止めときます。

 

今日買ったのは4冊。

 

太宰治 ヴィヨンの妻

夏目漱石 ガラス戸の中

水木しげる ゲゲゲのゲーテ

トルストイ 人生論

 

水木しげるの本は、厳密には古典と言えないかもしれませんが、中心となるテーマがゲーテです。ゲーテの本をそのまま読むのはかなりリキが要りますから、水木しげるの感想とか好みとかを聞かせてもらって、勉強、いや楽しませてもらおうかな、と思いました。

 

太宰治、夏目漱石の二つの小説は読んだことがあるのですが、随分前に読んだきりなので、改めて味わってみようと思いました。太宰治も夏目漱石も好きな作家なので。どれを読んでもハズレありませんし。

 

トルストイの人生論は、パラパラとめくってみて、愛や死、生のテーマなんかについて、何度もくどくどしく書かれてるような感じがあり、気に入りました。結局結論なんて何にも出ないと思いますが、トルストイの煩悶に付き合わせてもらって、色々考えることが出来るんじゃないか、そう思いました。

 

この内容の濃い4冊を買って、何と220円! 水木しげるだけが100円、後は3冊で100円です。驚異的な安さ! 最初、トルストイと太宰治の2冊を買うつもりだったのですが、あと1冊買えば3冊で100円、つまり2冊買うも2冊買うも同じと教えてもらい、喜んでもう1冊、夏目漱石を買いました。消費税入れて合計220円です。(消費税やめろー!)

 

ものすごく良い買い物をしたなぁ、と満足してます。彼らの叡智と智恵、文学の機微、人生の煩悶とテーマ、そういったものをどっさりもらえて・・・何度も言いますが・・・220円!!

 

今日は嬉しい一日でした。

 

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