平山栄一記録簿  想哲理越憂愁     

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チェ・ゲバラ

チェ・ゲバラにとても惹かれる。随分昔からそう感じてきた。と言っても30代くらいからだったか。しかし、チェ・ゲバラの関連書籍は、意外にまだそうたくさん読んでこなかった。映画は色々と観てきたが、書籍ではいつか読もうと思いながら、殆ど見送ってきた。なぜなのか分からない。

 

まとめて色々探し求め、読んでいこうと思っている。

 

たまたま図書館で見つけた「ゲバラ最期の時」戸井 十月著 を読み始めている。

 

ゲバラの人生を、それぞれのトピックに応じて紹介しているようだ。様々なエピソードがあり、参考になる。まだまだ知らないことが多い。

 

映画で紹介されることとか、娘さんが来日してする発信とかを観るだけでも、チェ・ゲバラという人物の途方も無い奥深さ、正直さ、誠実さが伝わってくる。ありえない程にウソが無い。今の世の中はウソだらけだ。かわいげのあるウソならまだいい。エリートとされる者たち、エライ人たちだとされる者たちが、全部ウソ付きだという現実には本当に反吐が出る。

 

いつのまにこれほどに堕落してしまったのだろう。誰でもが分かるようなウソを、平気で並べ立てる。今言ったことと真反対のことを平気で言う。明らかに作文を読んでいるだけ、ということもまた平気でやってのける。それでエライ人としての仕事をしてると胸を張る。堂々とした顔貌、眼力の鋭さなど、一人として微塵も持ってない。何の覚悟も無く、誠実さもなく、真実もなく、口から出るのはウソばかり。

 

アメリカは無論壊れてる。政府もムチャクチャ。発表もウソばかり。メディアも総崩れ。日本の政府もメディアも丸でハンコでついたようにおんなじ。ウソしか並べない。気味が悪いほどに腐っている。

 

誰一人、チェ・ゲバラの眼の美しさに叶う者はいない。皆、本当に濁りきっている。そのことだけは、随分前から気づいていた。あまりに調べるのをほったらかしにし過ぎたようだ。というより、大事なこと故に、楽しみに置いていたということなのかもしれない、と自分に言い訳してる。

 

ゲバラ日記は立ち読みで、パラパラ見たことがある。モーターサイクルダイアリーズは映画が素晴らしかったので、本を読むことにたどり着けなかった。いずれも言い訳だが。これから本で、チェ・ゲバラをもっと知っていきたい。今の社会の中で、とても必要なことのように思える。何故かそう感じる。

 

何から読もう? 戸井十月の紹介の次は、「ゲバラ日記」を読んでみようと思う。これは買った方がいいかな? そう思ってジュンク堂に聞いてみたら。何と在庫が無い。県立図書館にも蔵書在庫が無く、県内の他図書館からの取り寄せになるとか。仕方無いから取り寄せを請求。購入の新品だと結構高額なので買うとしたら中古本だな。

 

いずれにせよ、じっくり読み続けてみよう。