平山栄一記録簿  想哲理越憂愁     

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②寝る前に尺取り虫体操

今日はあんまり稽古が出来なかったな、と思える日は、(例えば今日は、スワイショウを40分やっただけ)もう少し何かやっておきたい。そういうとき、寝る前に何かちょこっとやっておくことにする。そのためにも普段、アルコールを飲まないのは大事だね。

 

今日は寝る前に、尺取り虫体操(この言葉を私のブログの検索欄で検索するとやり方が出る)をゆっくりとやろう。100回ゆっくりとやれば、20分くらいはかかってしまう。もう慣れた運動なので、特にがんばる必要もない。ゆるゆるやって、最後の一回をひたすらゆっくり、ひたすら床面にギリギリまで近づける貴重な一回を楽しめばそれで終わり。

 

こういうしつこく諦めない稽古も大事だろう。

 

繰り返し言うけど、(自分に言ってる)絶対ゆっくり稽古、それも負荷の小さい繰り返し稽古が達人に近づくのに遠回りのように見えるけれど、実は近道となる。ただし、ほんの少しではいけない。何年も、下手したら何十年もずっとやらないといけない。そう言えば、大東流合気柔術の佐川幸義師範、亡くなるギリギリまで稽古し、門弟をビシバシ投げまくってたという。基本稽古も加齢の中でも、絶対減らさなかった。普通にスゴイなと思う。この基本稽古を死ぬほど、いや死んだらだめだな、いやというほどやり抜くというのが最も賢く、かつ奥義を究めるための近道だと考えている。最近、そのことを自覚できた体験があった。小さな体験の中で真実を掴んでいく、すごく敏感に察知し、それを温め、反芻し、実践する。地味でも1人でも、そうすると絶対弱くはならない。知らない内に、少し、いやかなり強くなっていると思う。

 

思い切り私見だが。