平山栄一記録簿  想哲理越憂愁     

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③格闘技

格闘技とは、全部が組手稽古になります。スパーリングというのは組手ですね。これは本当に厳しい。

 

プロボクサーや大相撲では、大体短命な方が多いです。それだけ身体の負担が大きい。怪我も多い。病気になる人も多いように感じます。

 

格闘技は本当に命をすり減らします。私はそれにかなり早い時期に気づきました。組手稽古を減らしました。今ではしません。

 

それだと強くならないのでは、と思われるかもしれませんが、意外にそんなことはありません。プロボクシング、相撲で50才、60才を越えて強いという人は中々いません。

 

でも、古武術ではけっこうおられます。剣道でも見たことがあります。80を越える方で若者を圧倒している人を見ました。

 

同様に、他の体術の古武術でも年配で強い方はおられます。長時間かけて試合をするという感覚ではありませんが。プロボクシングのように3分を15ラウンドする、という感覚はありません。

 

それは身体をすり減らす拷問のようなものかなぁ、と感じたりします。職業とは言え、本当に過酷なものです。

 

総合格闘技も過酷ですね。怪我してない訳がありません。やっぱり歳を重ねるといろんな障害が出てこられる人が多いように感じます。

 

身体を整えながら、怪我の養生もよくしながら、ヨガや呼吸法、気功法などで調整しながら、基本の稽古を積み重ねる。それが最も良い稽古法だと今では思ってます。