平山栄一記録簿  想哲理越憂愁     

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①またやっちまった 関節・・・

大きな怪我は左程してませんが(とは言え、それなりにハムストリングス大肉離れ、半月板損傷、足の親指おそらく骨折、などなど怪我してます)関節系は何回も怪我してます。大体は空手稽古、古武術稽古、あるいは交通事故などなど、いや、ふつうあまり体験しないことによることなどで、中々盛りだくさんの怪我をしてます。

 

少し久しぶりでしたが、関節関連の怪我を一週間ちょっと前くらいにやってしまいました。いい気になってヨガのこれまでの最高難度をやろう、なんて試みた所、古傷の膝が「グジグジグジ」と三回ほど不気味な音をたてました。あ、これはやってしまったな、とすぐに分かりました。その場で歩けない、というのでなく、損傷の時から段々と悪化していくというパターンです。

 

多分これは結構ヤバイ怪我になるだろうな、という直観は当たりました。歩くのは何とか歩けますが、正座が出来ません。正座出来ないレベルがここ最近では最高度という状態に・・・

 

10年ほど前にやっちまった半月板損傷の場所と同じ関節です。そのときは正座を続けることで自己治癒しました。痛みがあるので膝裏に分厚い座布団を2枚挟み、正座します。その時間を少しずつ延ばします。徐々に膝裏の座布団を減らしたりずらしたりしながら、通常の正座ができるように持って行きました。半年ほどでほぼ全治しました。

 

とは言え、その膝は完治とは言えず、何かしら違和感が持続していました。その違和感が、ヨガ難易度これまでの最高レベル、というのに挑戦したとたん、痛みと動作困難の実感として爆発してしまいました。これは絶対そう簡単に治らないかも、と察知しましたが、察知できた所で何にもなりません。どうやって治すか、ですね。

 

実は、こういう事態だと私の中では、病院に行くという選択肢はありません。この場合に病院に行く、というのは整形外科に行くということなのですが、どうせレントゲンを撮ってしちめんどくさい病名を告げられ、リハビリしたり、下手したら手術を奨められたり、投薬を提案されたり、湿布をくれたりするだけです。実はそれらは本当に役に立ちません。その他は、整骨鍼灸院がまだ少し希望がありますが、つい先日、覗いてみた所、マスクを着けない人は施療できませんと言われました。なのでこれもダメ。

 

当初の想定通り、いや希望通りと言っても良いですが、自分で全部治さないといけないという状況となりました。実はこの方が自分には最も適した治療法なので、かえってラッキーだと思いました。10年前に功を奏した正座治療法がうまくいくとは限りません。少しトライしてみたものの、今の所、治癒方向へ向かう感触がありません。なので別手段を・・・

 

ヒップアダクション、及び、関節をゆっくり曲げ伸ばし、斜め動きも交えての体操。これはかなり可能性がある、と感じています。膝の腫れと痛み、そして少し炎症があるのでしょう、多少の熱を持っているという状況なので、状況に合わせ、ゆるめに負荷弱めに、回数は長めに、という方向性を検討しています。

 

自分なりの治療法というのは実に楽しいものですが、これは自分の何十年に亘る体験と治療実験のたまもののおかげです。人から見ると特殊とも思えるやり方ですし、他者に安易にお伝えできる方法でもありません。治療の専門家という訳でもありませんし。体操法、運動法、古武術指導、などにおいては、自分なりに負託を受ける自信は多少ありますが、他者の治療というレベルにはありませんから。

 

ちなみに、人間の身体は怪我を負うようにできています。所詮、水が入ったガラス細工。ちょっとしたことでひびが入ったり割れたりします。時には内臓の故障も生じます。そっちの方が遙かに厄介ですが、対処法はあります。

 

少々の故障が生じたと言え、めげる必要はありません。今、私は今回の関節の不調を自己治癒させる過程で、その箇所をむしろこれまで以上に強化し、強靱な関節に仕立て上げようというマインドを持っています。自己治癒力を最大限発揮し、心に命じ、さらに治癒のサポート実験も合わせてやっていきます。

 

スーパーサイヤ人も確か、怪我を負い、その怪我が治癒していく過程で見違えるように強さが増しましたよね。漫画の話を引用して恐縮ですが、この考え方、中々にシュールです。含蓄あります。実体化していきたいものだ、と思っています。