平山栄一記録簿  想哲理越憂愁     

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玄昌石が支える四股踏み

四股踏みがとても良い、ということはお伝えしました。しつこくお伝えします。そのやり方について。やり方と言っても言葉で伝えても何にも伝わらないので、今回はけっこうな回数を行うときのちょっとした工夫についてお伝えします。

 

玄昌石という石があります。粘板岩といって泥岩が層状に滞積した石で、硯石に使われたり、玄関周りや壁材に使われたりします。けっこう高級感の出る味わいになるそうです。その玄昌石を、とある海岸で拾いました。と言っても、玄昌石のカケラが摩耗してできた平べったい小石です。適当な大きさのものを20個ほど拾い、その中の5個を選びました。

 

20個から10個選んで四股踏みのときに使用しました。長さ4,5センチ、幅2,3センチ、厚みはせいぜい3ミリから6ミリくらいでしょうか。10個の玄昌石を右手に並べ、四股踏みを始めます。そして、100回終える度に、1つずつ左手側に移動させます。10個終えたら、今度は右手に移動させます。それで2000回達成となります。

 

でも、途中から「待てよ、10個持ち歩くのは面倒だな、5個でいけるんじゃないか?」と気づき、5個に変更しました。つまり、5個の玄昌石を右手に置き、100回毎に一個ずつ左手側に移動します。その際、左手に移動した玄昌石は5個になるまで積み上げます。500回終えると、今度はその積み上がった5個の玄昌石を縦に一個ずつ並べ置きます。そして、また右手側に一個ずつ移動させます。むろんまた、右手側に積み上げていきます。それを左右2回繰り返す訳です。で、2000回達成となります。

 

このやり方は結構楽しくて、当初は少し苦痛に思えた2000回という数字が、何かしらあっという間に終わってしまうというイメージになります。終わりかけになると、何だか終わってしまうのが口惜しいという感覚にもなります。

 

なので最近は2000回から一回ずつ増やすことにしました。一日毎に、2001回、2002回、2003回と増やしていくのです。ちなみに今日のカウントは2037回です。記憶しておいて、まとめてカレンダーに記録します。たまに覚え間違いがあって1,2回ずれますが、気にしません。

 

5個の玄昌石を左右に移動するこの方法、中々面白く、そして味があります。一個の石が100回ですから、90回になるとその石を握りしめ、いよいよ100回修了となると移動先へパチリと置くのです。二個目三個目と積み上げていきます。これが楽しい。5個積み上がるとすぐに、反対側へ移動させるために積み上がった石を1つずつにばらけさせます。そうしないと、アレ? どっちが進行中だったっけ? と夢中で四股踏みしている内に分からなくなるので。

 

この方法を見つけるまで、中々大変でした。数を数えながら稽古をするのは、実は中々カウントが大変なんですね。スワイショウの稽古でも大変でした。2000回を基準にしてましたが、スワイショウはもう40分を基本と決めました。40分スワイショウをすると大体2000回となります。そう数はぶれません。でも四股踏みは何故か速くなったり遅くなったりします。それも味なのですが・・・

 

この話、全然四股踏みのやり方になってませんね。玄昌石がどないしたんじゃい、というお叱りの言葉が聞こえそうです。

 

 

今はブログの機能がまだよく分かってないので、いずれまた整理します。

 

むろん稽古方法は四股踏みだけではありません。スワイショウ、立禅、試力、ヨガ、などなど、むろん健康法も紹介します。マインドの問題も。中々奥が深くなってきたな、と自分では思ってます。まだまだ修行中ですが。