平山栄一記録簿  想哲理越憂愁     

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朝月

(7月いっぱい近くまで、独り言のみ)

 

ほんの少し晴れ間が出た。沖縄は梅雨真っ只中。いや、もうすぐ終わる。あと3日くらいかな。なにしろ土砂降りが延々と続くような雨。これって沖縄らしくない。梅雨と言っても、すぐにピカっと晴れたりする、というのがあったのに・・・ 異常だね。

 

近くの公園で少しだけ稽古。スワイショウをしながら空を見ていると、おや、あれは月かな、というのが。雲の一部のように見えて、どうもそうじゃない。形はまん丸じゃなくて、ぼやけてる。でも、位置はどうやら動かない。月らしい。月齢が17.6だから少し欠けてる。でもやっぱり月のようだ。

 

ちぎれ雲が次から次へとやってくる。月が隠れたかと思うとすぐに出てくる。何かしら風情を感じる。古来、たくさんの人が月を愛でてきた。私も月を見てその雅を感じる歳になってきたのだな。あまりそんなヒマもないのだが。