平山栄一記録簿  想哲理越憂愁     

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足かけ3年 マスクのウソに気づかれる!

いつ頃からこの本屋さんを見知っていたのか、思い出してみます。

 

確か、12年ほど前から沖縄で3年ほど仕事をしながら暮らしたものの、市の非常勤職員の仕事があまりにも給料が安く、とても食べていけないので、とりあえず生まれ故郷の大阪に戻りました。で、また3年ほど大阪で仕事をしたのですが、3年暮らした沖縄での生活を忘れられず、大阪のいつも通りの窮屈さにも辟易し、またまた沖縄に戻って仕事をしました。その時に色んな事情で東北から移住してきた人と知り合いになり、色々と教えてもらいました。とても頭のいい方で、いろんな情報をご存知でしたね。

 

実は沖縄に戻ってからの仕事をしていた時に、3年と経たない内に今度は自分の親族の件でどうしても一旦仕事を辞めてまたまた大阪に行かないといけなくなり、大阪に行きました。(ただし、絶対沖縄に戻るという決心があったので沖縄のアパートは空家賃を払いながらキープしました。もう一度沖縄で賃貸物件を確保するのはまず無理だと判断していたからです)ややこしい事情の話は一日で終わり、さぁどうするかというときに、またまたかつての職場でお世話になりましたが、マスクを着けないために仕事にならなくなり(マスク装着圧力というほどじゃないですが、やりにくくなりましたね)また、突然、他の別の深刻な事情も発生し、急遽、沖縄に戻ることになりました。その間、たったの半年ちょっと。何とも目まぐるしい往来をしたものです。いずれの事情も結構深刻な背景があったのですが、細かい説明は全部端折ります。書いても仕方ないし。簡単に言えば、生身の人間として傷つかないように、そして自分及び大事な人間が助かるために、必然的に移動が必要だったということですね。

 

この行ったり来たりの最中で、件の本屋さんと知り合ったことを思い出すことが出来ました。つまり、12年前、沖縄に移住し、沖縄で3年仕事をした後にいったん大阪に行き、3年仕事をした後、沖縄にもう一度戻ったとき、その時に先ほど書いた東北からの移住者と知り合った訳です。その移住者からこの本屋さんを紹介してもらいました。古書店です。とても古い本があったり、辞書もいろんなタイプのものが置かれたりしてました。整理は割合適当な感じ、とにかく店舗が広く、本の数も多いので、色々探す楽しみがあります。たまに、お、これは、と思えるのを見つけたりします。ついこの間も、芥川龍之介の短編集で欲しかった「奉教人の死」と「河童・或る阿呆の一生」というのを見つけました。とても嬉しかったですね。是非読みたいと思ってた短編集ですから。

 

6年前から知っている本屋さんと言っても、自宅からは少し離れた場所でもあり、車を置くのも難しい所なので、再々は行けません。最近はようやく、あつかましくも店の真ん前に置いても、短時間ならまず大丈夫と判断し、たまに行くようになってます。考えてみれば、6年前から3年前ほどまでの3年間はコロナ騒動がなく、店主さんはマスクも着けておられませんでした。

 

何だか前置きが長くなりました。実はここからがこの記事の本題です。前置きは自分の記憶の心覚えのようなものです。どうでもいい話が続いて申し訳なかったですが・・・

 

コロナ騒動が起きてから、店主さんはマスクを着け、それを離せなくなりました。マスクを着けられて以来、今日まで、足かけ3年近くたってます。正確には2年と半年? いや9ヶ月くらいでしょうか。正確には覚えてません。その間、お店に寄らせてもらった時、他のお客さんがいないときに、マスクは全然意味がないし、かえって有害ですよ。逆に免疫力も下がって体も弱くなります、マスクから有害なものも出てくるし・・・などとお伝えしたりしてました。

 

へーそうなんですか、と店主さんは相づちを打ったりしてくれますが、そう真剣に聞いておられません。沖縄の人は結構シャイで、ご自分の主張をドカンと持ち出すようなことをされません。柔らかく受け止め、適当に話を聞き、受け流す、というワザを持っておられます。私ももうそれには慣れてるので、自分が伝えてることはあまり聞かれてないなぁ、と感じてました。最近は、殆ど足が離れ、けっこう長い期間、お目にかかることがありませんでした。一昨日、国際通りに行く前に、久しぶりに寄らせてもらい、たまたま私一人だったので少し話をしました。

 

「久しぶりですね。」と声をかけながらお店に入ると、店主さんは、

「アラ珍しいですね。平山さん、お元気そうですね。」と驚いたように挨拶してくれました。私の名前もしっかり覚えていてくれてます。実は、数ヶ月前? 1年前くらい? に伺った折、マスクの話を久しぶりにしました。マスクを外した方がいいですよ、と言うと、いや、とても外せない、恥ずかしくて外せない、ということを言われてました。もうその頃から「恥ずかしくて外せない」という意味のことをおっしゃってました。今回は、随分日を置いてお会いしたので、改めて少しマスクのことについて話しました。子どもたちがマスクを外せなくなっている。恥ずかしくて外せないと。でもこれは本当に子どもたちの命と未来が危ない状況になってきている、何とかしないと近い未来の社会がとんでもないことになりかねない、というようなことをお話したりしました。

 

すると、

「言われること、今になってよく分かるような気がします。コロナの前は、体が丈夫で風邪一つ引かなかったのに、コロナになってから、風邪も引きやすくなり、かかったことのないインフルエンザにまでなってしまったりしてました。」

というようなことを言われます。

「平山さんがおっしゃる通り、マスクをすると免疫力も下がって病気になりやすくなる、というのが本当によく分かりましたよ。」

とも言われます。

 

でも、マスクは外されません。何度か、思い切って勇気を出して外すようにされてみたらいいと思いますよ、と言ってもやはり外す勇気は出ないようでした。

 

ただ、お話を聞いてみると、風邪やインフルエンザになった時も、決して医者に行かず、薬も飲まず、自分で自然に治るまで我慢されたそうです。私から散々言われたことが頭にこびりついていたのかもしれません。いわく、風邪を引いたり高熱が出たりしても安易に医者に行く必要はない、下手すると薬でさらに悪くなる、解熱剤も非常によくない、インフルエンザ脳症というのはウソで高熱をむりやり解熱剤で下げることで起きる脳症、それを勝手にインフルエンザ脳症という名前にすり替えている、というような話をしたことを覚えておられたようです。なので、幸いなことに風邪、インフルエンザになっても自分の免疫力で治したおかげで、それ以上の被害はうけなくて済んでいるようです。

 

それでも、コロナの前は元気だったのに、コロナになってマスクを着けるようになって、どんどん体の元気が落ちている、やっぱりマスクは体に良くないみたいだ、というようなこともおっしゃりながら、それでも、マスクを外すことができないご様子でした。ただ、マスクをすることは良くない、ということだけはしっかりご認識されたようです。

 

足かけ3年、お一人の方が明確にマスクの無意味さ、有害性をとりあえず認識された、これは素晴らしいことだと思っています。

 

そして、新型コロナウィルスワクチンも接種されてません。この事実をお客さん方にも伝えているそうですが、皆びっくりするそうです。店主さんも私より少し下くらいの年齢だと思いますから、こられるお客さんの層もご年配の方が多いのですが、ほぼ皆さんコロナワクチンを打っておられるようです。お話している間に、80才近いとおぼしきご年配の女性が来られましたが、4回接種されてるそうです。そういう方が沢山おられるのですね。でも店主さんは、決して打たないということを決めておられます。

 

マスクの無意味さ、有害性を認識、そしてコロナワクチンも決して打たない、素晴らしい認識レベルに至られました。本当に良かったと思います。ムダにお話した訳ではなかったのですね。でも、マスクを外すという所までは届きませんでした。

 

マスクを外すというのは本当に、今の時期、難しいことのようになってきました。特に女性は難しいのでしょう。ずっと顔を隠し続けてきた、3年近く・・・いくらマスクの無意味さ有害性が理解できても、ずっと隠し続けてきた顔をいきなりスッピン披露するという勇気はそう簡単に持てない・・・そういうことなのでしょうか? 後は勇気を出してもらえるお話を考えないといけないな、と感じています。ともあれ、一人でも目覚めていただけたことはとても嬉しいことでした。子どもたちのマスク外しの可能性がほんの少しでも上がるような気がしてきます。

 

とりあえず、引き続き、精一杯やってみます。