平山栄一記録簿  想哲理越憂愁     

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朝鮮人大虐殺

朝鮮人大虐殺という史実があるが、殆どの人たちはあまり知らないと思う。日本の教科書でもそれほど大きく取り上げない。基本的に、日本では、在日韓国朝鮮人について殆ど知識を持たれていない。何故なら、在日韓国朝鮮人がどのようにして日本で数多く存在するようになったのか、ということそのものの成り立ちも殆どの方がご存じない。

 

信じられない話かもしれないが、私個人も、実は小学校4年生頃まで、自分のことを在日韓国人だということを知らなかった。親が積極的に子供に対して、そういった事実を伝えようとしていなかったからだが、それには理由があった。基本的に日本語で生活し、日本の学校に行き、当然、日本人の友人に取り囲まれて日本人として教育を私は受けていた。家庭における生活において、わざわざ子供に対して、お前は日本人ではないよ、日本国籍は持ってないよ、だから在日韓国人という立場になるんだよ、などと言わない。言っても何のことか分かる訳もない。その頃は、今より差別がかなり強かった時期でもあったから、尚更言わなかったのだろう。

 

本当は、日本の国が、積極的に、在日韓国朝鮮人が大量に存在していることの歴史的経緯を日本人に対してきちんと行う、ということが必要だったと考えている。だが、それは殆ど正確に行われてきてない。

 

朝鮮人大虐殺は1923年の関東大震災のときに、当時の内務省からのデマ発信、及びそれに付随するさらに多くのデマが報じられ、起きた、朝鮮人への虐殺を意味する。とても悲惨な事件だったが、日本の歴史教科書ではあまりきちんと知らされてない。

 

残念ながら、こればかりでなく、一般的には従軍慰安婦問題と言われている性奴隷制度、さらに、中国での南京大虐殺についても、あまりきちんと日本で報道されているとは思えない。歴史修正主義という言葉があるが、現実にはそういう表現以上のことが行われているように見える。

 

実は最近、徐々に、在日韓国朝鮮人に対する風当たりが強くなってきているように感じている。ネットで散見するが、日本で多くの帰化人が存在し、その帰化人がいろんな分野に進出することによって、日本が乗っ取られつつある、というような言説がある。例えば、日本に帰化し、参政権を得たことで、政治分野に参加する。そして議員になる。国会議員にも地方議員にも。そうされることによって日本が乗っ取られるのだという。

 

外国籍の人が日本に帰化するという事例はむろんある。帰化すれば、その人はむろん日本国籍となる。その人が参政権を持ち、議員になることもむろんある。それがいけないのだということになる。

 

私は帰化していないし、帰化するつもりもないが、帰化する人のことをとやかく言うつもりはない。ましてや、日本国籍の立場の人で、帰化する人たちのことを悪し様に言う、というのはどういうことなのだろう? 帰化してくれたら困るということなのだろうか?

 

申し訳ないが、あまりにも了見が狭いと言えないか? 島国根性と言われても仕方無いような気がする。

 

今回の詐欺コロナパンデミックに際して、多くの人たちが、その詐欺性を理解し、積極的に発信している。しかし、その発信の最中において、わざわざ、自虐史観はいけない、とか、第二次大戦において日本は侵略は行ってない、とか、従軍慰安婦の問題は全くなかったとか、南京大虐殺も存在しなかった、とか言う人もいる。

 

歴史認識の問題は、そんなに簡便に自分の都合によって歪められるものではない、と自分は感じているが、間違いだろうか? 自分の個人的な直観だが、現在居住している沖縄では、在日韓国人であることを表明して、一度もいやな思いをしたことがない。残念ながら、沖縄県外では、相当数の数、様々な「事件」を体験している。事件というと語弊があるかもしれない。私が受け入れることのできない差別的な認識を体験すると言い換えよう。

 

そういった体験は沖縄では皆無。沖縄の方々にはとても暖かく受け入れていただき、大いに感謝している。ただ、沖縄県外でも、むろん全く差別意識無く、何の問題も無く交流させていただけている人たちもおられる。そういった友人も数多い。ただ、本当に残念なことに、制度の上においても、感覚の上においても、奇妙なことが多数、沖縄県外では体験してしまう、という現実がある訳だ。

 

奇妙なことに、え? この人までこんなことを言うのか? というような事例が最近少しずつ観られる。詐欺コロナパンデミックに関連する極めて冷静かつ積極的な発信をする人が、同時に絶句するようなトンチンカンな差別発言をする、ということが出てきている。少し不気味な状況だと感じている。

 

自分の中では、日本における多くの日本人において、歴史認識が正確でない、そして、第二次大戦での史実をきちんと受け止めていない、加害行為を認識できていない、という現実に問題があるように感じている。天皇制の問題が根深い。この問題も大きく関与していると感じている。今後、緊急事態条項新設を含めた憲法の大改悪が行われると、さらに差別事案が増えていきそうに思える。^