平山栄一記録簿  想哲理越憂愁     

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四股踏み一万回トライ

この間、四股踏みを1万回しようと思って取り組み、結局半分の5千回で止めたという話を書きました。回数に関してはアバウトです。大体2千回を一時間でする、という感覚は分かっているので5時間すれば一万回です。このとき止めたのは、少し飽きたこともあるのですが、実は左股関節と腰の痛みが生じてきたせいもあります。

 

いろんな事故や組手稽古により、体のあちこちで痛みがあります。大したことはありませんが、時々けっこう痛むことはあります。

 

今は随分注意深くなりましたが、若い頃は、ヤクザやさん相手に(ケンカではありませんよ、ケンカの仲裁です)平気で中に入り、

 

2人血だらけになりながらケンカしている明らかにいわゆるスジモノと思しき2人に、

 

「おいおい、止めとけ止めとけ、何してんねん。2人とも。見てみい、エライ血ー出てるやないけ、止めろって言うてるやろ!」

 

と中に入ったりしたものです。(やめときゃいいのに)この時は、怖いとか大丈夫やろか、なんてアタマは全くありませんでした。ちょうど30才のときでしたね。20代前半とかでなく、30才と言えば多少分別もあるはずなのに、当時の私は、丸でそんなものは無かったようです。

 

ケンカしていた2人はガタイも大きく、顔はもうそれはそれはヤクザヤさん特有のいきった顔つきをされてます。年齢は30代後半か40才くらい? 私は当時、まだ細っこい体でむしろ華奢な体つき。空手の稽古は10年ほどしましたが、それほどごつい体つきでも迫力がある訳でもありません。そんなしょぼいアンチャンからいきなり、止めとけ止めとけなんて言われて、ケンカしていた2人は思わずポカンとなってしまったようです。

 

ケンカを止め、私の顔を2人とも、こいつ一体何やねん、と言いたげな表情で見てます。

 

「そやそや、それでええねん、はよ体あんばいせなあかんで。ほたらな。」

 

とあっさりその場をゆうゆうと立ち去ったものです。2人とも呆然として見送っておられました。コイツ一体何者やねん。素人ちゃうんか、いや、ひょっとしたらどこぞの組の若い衆かな、いやそれより上の2代目みたいなヤツなんやろか、みたいなことを考えていたのかもしれません。とにかく私には全く立ち向かうことなく、立ちん坊を続けてはりました。

 

時間にして一分くらいでしょうね。

 

今ならほっときます。当時は、もう何でもこいという感覚でしたから怖い物知らずだったのでしょう。今は、とてもとても大人しくて、謙虚にしてますよ、むろん。何故か、小さい子供たちにはとても人気があって、2才ぐらいから上の子供にはとても好かれます。一瞬で、このニイチャン、いやオッチャンかな、とにかく絶対安全や、めっちゃオモチャになって遊んでくれるに決まってる、と思われてしまうようです。むちゃくちゃにどつかれますね。

 

学童保育所でもモテモテすぎて、子供らにどつかれまくり、逃げ回ってました。散々どつかれて縮こまったあと、

 

「う〜む、なんちゅうこっちゃ、よくもやってくれたなぁ。いつもニコニコシンさん、一旦怒れば・・・・大魔神じゃー!!」と言って子供たちを追いかけ回しました。もう10人くらい追いかけ回してましたね。それ30分くらいやるんですね。もうクタクタです。

 

「もう大魔神やめじゃ! もうアカン。ウルトラマンのピコーンピコーンや、見てみぃカラータイマー光ってるやろ。」

 

と言っても納得してくれません。

 

「シンさん大魔神またやってー、大魔神またやってー。」の大合唱が続きます。

 

で、また、

 

「しゃーないな、あと一回だけやで。」

 

と言って、殴られまくり、一旦怒れば大魔神〜〜を続ける訳です。

 

楽しかったなぁ、あのとき。

 

あ、四股踏みの話書いてたのでしたね。忘れてました。今からとりあえず、1万回取り組んでみます。今は股関節と膝腰、だいぶマシですので。多分、1万回近くまでは行くでしょう。四股踏みと言っても、え? これほんとに四股踏み?って思えるほど、変わった四股踏みです。ただ、この方が確実に体幹が鍛えられ、体がまとまります。

 

マスク全く着けないので仕事全然就けません。四股踏みでもやってるしか仕方ないんですね。色々と作戦は立ててます。まぁ作戦会議中というか・・・

 

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