平山栄一記録簿  想哲理越憂愁     

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減塩 高血圧予防 ウソ

基本的に直観を重視してきた。若い頃から医者嫌い、病院嫌い。全然信用しなかった。父母が病を得て入院したことで早死にさせてしまったと、亡くなった後で気づいた。二人とも癌で亡くなったということになっている。癌で入院すると、抗がん剤や様々な薬が使われる。それに入院したことで精神的に参る。メンタルは怖い。

 

脱線するが、私も人生で一度だけ入院したことがある。いわゆる検査入院。バイクに乗っていたとき、少し前を行く車がいきなり急左折した。左折巻き込みで私は体ごと吹っ飛んでしまい、路面に叩きつけられた。ウルトラマンのように(古いね)空中を飛び、路面を滑走するように体を引きずられていった。衣服は破れ、あちこち擦過傷。でも若干の出血で済んだ。ただ、保険会社から検査入院を勧められた。きちんと検査しないと保険金が下りないと。

 

たまたま偶然、事故の現場に出会った親戚がいた。事故後一ヶ月くらいのときに法事で会い、どこそこですごい交通事故を観た、ありゃ絶対死んでるで、という話があり、聞くと私のことだった。え? それ私ですけど。あらそう、よく生きてたわね、死んだかと思った、と言われたものだ。

 

仕方無く病院に入院したのだが、そこで思わぬ事にぶち当たる。とりあえず緊急入院ということで、ベッドが用意され、真っ先に行われたのが点滴。え? 点滴? 何で? と、?マークが3つも点灯した。おまけに、点滴用液剤を見た看護師が言う。独り言で・・・

 

「あら、これ何? あ、これも入ってる。え? これも?」

 

不安になった私は、聞いた。一体何が入ってるのか。看護師はあっけらかんとした性格だったのか正直に言ってくれた。

 

「いや、普通こういうの入らないもんですから。最初からこういう薬剤入れるってあまり無いので。」

 

それを聞いてすぐに分かった。ははーん、たっかい薬剤入れて金儲けするつもりやな。第一、医者、まだワシの顔も見てへん、それで何でそんな高い薬剤しこたま入れるねん。ありえーへんやろ。

 

すぐに看護師さんに、点滴を入れるのはできませんと伝えた。看護師さんは不思議そうに私を見ながら、それでも、分かりましたと言ってすぐに引き下がってくれた。所が、その後で来た医師がえげつなかった。まだまだ若い医師だ。20代後半くらいだったかな? 病院勤めを始めて間が無い、というような感じ。のっけから怒りモードでやってきた。

 

「き、き、君は、わ、私の処方が、き、気に入らない、とでも言うのか。」

 

私より6つ7つ年下の医師だ。私は、こりゃ困ったな、と思った。ケンカをするつもりはない。しかし、要らんものを体に入れられるというのは勘弁してほしい。ふと思いつき、ウソをつくことにした。ウソも方便とはよく言ったものだ。

 

「あ、いや、そういうことではなくて、私は針がダメなんですよ。針を突き刺されるというのがダメなんです。これって先端恐怖症とか言うんですよね? 針突き刺されるとショック状態になるので、注射や点滴はしないことにしてるもので・・・」

 

このウソで、この新米医師は一気にトーンダウン。

 

「・・・そ、そうなのか。いや、・・・。まぁいいでしょう・・・。」

 

むにゃむにゃ言ったかと思うとすぐに引き下がった。ところが、すぐに病院側から通知があり、退院してくれと。強制退院ということに相成ってしまった。料金はゼロ。なので治療代云々がかかることは無くなった。保険の関係はその後どうなったのかはもう覚えていない。

 

この体験以後、医師や病院というものを一切信用しない、という習慣が完全に身につくこととなる。良心的と思える医師も無論いたが、現在の医療そのものが壊れている、ということについても自分なりの知見があったので、そっちを優先するという考え方になった。

 

長い脱線から戻って、減塩、高血圧のウソという話題にもう一度。

 

現在の医療を信用しないので、いろんなことにウソがあると勝手に決めている。長い間、減塩することが当たり前のように言われてきた。減塩することで高血圧から免れることができると。塩分を摂りすぎると、高血圧になると。ずっと疑ってきたのだが、無視してきた。

 

しかし、無視だけでは分からないので、積極的に塩分を摂ることにしてみた。水を飲むときに必ず塩を舐める。それもいわゆる工業塩、塩化ナトリウムだけの塩ではなく、自然塩、海塩にせよ岩塩にせよ、ミネラルのしっかり入った塩を舐める。結構な量を舐める。実験してみた。

 

私の血圧は、以前は140とか150とかくらいになっていた。130代の時もあったけど、少し高めの状態だった。まぁこれくらいの血圧でもどうということもないのだが、もう少し下がった方がいいのかな、と思い、塩を舐めることにした訳だ。積極的に塩を摂る。スイカを食べるときなんかにも、たっぷり塩をふりかける。

 

すると、予想通り、血圧が下がり始めた。130代というのは当たり前。120代の数字が続くこととなる。血圧計は探せばあるので、普通に計測できる。測る度に、同様に120代130代の数字が出た。大体、血圧の計測というのはいい加減で、最初140近く出たとしても、少し深呼吸し、体を休めた後で測ると120という数字になったりする。毎度のことだ。

 

とりあえず、塩分を積極的に摂る、ミネラルの入った自然塩で摂る、ということで血圧が下がる、という実験は成功した訳だ。

 

あんまりこうしたテーマで長々と書いてもつまらないと思われるので、ここまで。独り言なのであまり当てにしないでほしい。ただ、個人的に実験をすることはお奨めしたい。あまりいい言葉ではないけれど、自己責任において。

 

それと、当たり前のことだけど、健康保持のためにやっていることはごく基本的なこと。酒は一週間に一度にした。睡眠、運動、栄養は適宜きちんと。無理をしない。ダラダラする。できるだけ怒らない(これはあまり出来てない)。物事楽観的に(これは多分出来てる)。こういった方針を自然に守るような形になっている・・・と思う。ちなみに、健康診断、癌検診は全く受けない。意味がないばかりでなく有害だと思っている。理由説明は省略。

 

私憤はできるだけ押さえ、公憤に関しては譲ることなく、批判、抗議を具体的に続けていきたい、この旨は自分の特質だと勝手に思っている。まだまだ不十分だとも感じている。だからマイク街宣なんかもやってる訳だ。他にもっと出来ることないかな、とずっと考えている。