平山栄一記録簿  想哲理越憂愁     

人生の様々な側面を表示します メール keitaisan@icloud.com 

今の医療の「検査」について熟知しよう

医療の問題について、続けて考えてみる。思い出してみると言ってもよいかな。

 

昨日の記事で、私の血圧は169だな、と書いたが誤解があってはいけない。年齢に100をプラスしたのが高血圧の範囲内、という昔の設定に基づいて出した数字だ。だから私は69才。いや、もうすぐなのだけど。私の血圧は現在、大体130前後だ。むろん降圧剤など一度も使ったことがない。なにしろ薬一切飲まないんだから使う訳ない。自分の身体の中の自然な成り立ちで130前後となっている。

 

何年か前には、140だったり、150くらいだったりしたこともある。でも、そのすぐ後に130台になったりした。血圧の測定って実にいい加減なものだ。ともあれ、今は130前後で安定している。何故? 

 

病院には絶対行かない、薬絶対飲まないの私だが、健康管理についてはおそらく殆どの方々よりも気をつけている。最近特筆すべきことをもうひとつ実行した、血圧が130前後で安定し出したのは、飲酒の習慣を基本的に止めたからだろう。「基本的に」というのがいじましいところだが、ごく稀に少しだけ飲むということはある。いろんな事情もあって。どうしても少しは飲まないと・・・みたいな時には少しだけとか。本当は全部ゼロがいいのだろうけど。

 

酒は本当に百薬の長なのか? 全然そうは思わない。大体が皆、酒で身体を害してる。コントロールしながら身体にも良いというレベルで飲める人は、ある意味達人。ほとんどこうした達人にはなれない。

 

酒の問題は書き出したらキリがないし、あまり楽しくもないのでこれくらいにして、検査のことについて少し考えてみよう。

 

よく聞く検査名をピックアップしてみよう。レントゲン検査、CTスキャン検査、マンモグラフィー、腫瘍マーカー、血液検査、眼圧検査、血圧検査など、数限りなくある。それらの検査でどれだけのことが分かるか? ・・・検査を受ける側の方としては全く分からない。

 

この記事の最初の方で、血圧検査について少し書いた。高血圧の基準自体が変遷し、降圧剤を医者が出す量が激増した。全く降圧剤の必要のない人に、降圧剤を処方することでかえって体調を悪化させている。目眩、認知症が発症したりする。本末転倒だと言えるだろう。

 

レントゲン検査やCTスキャン検査にしても同じ。まず、レントゲン、CTは放射線被曝の問題がある。胃がん検査でのバリウム検査もそうだ。人間ドックでいやというほど、レントゲン、CTの撮影があるが、むしろこの放射線被曝で癌が発症してしまうことになる。毎年、いや半年に一回、きっちり人間ドックを受けるという人もいるが、むしろ癌発症の促進になっている。

 

マンモグラフィーも腫瘍マーカーも実は丸で当てにならない。日本では検査の基準として信頼する医師が多いらしいが、海外の医師の指摘では、あまり当てにならず、推奨できないとする記事が多い。別に海外の医師が優れていると言う訳ではなく、オープンな意見が多いということだ。

 

マンモグラフィーでは過剰健診、過剰治療が多く、治療する必要のない癌を無理矢理見つけ出し、切らなくてもいい手術をしたりする。腫瘍マーカーも同じだ。前立腺癌の検診で腫瘍マーカーの数字を見た医師が患者に言う。

 

「腫瘍マーカーの数字が微妙です。危険値というほどでもないけれど、安心というほどでもない。手術しなければいけないとは言わないけど、手術をすれば、まぁ心配しなくて済むようになりますね。」

 

こんな言われ方をしたら、がんばって手術をしてみようかとなってしまう。今の医者は話術で金儲けを計る、ということを見抜いておかないといけない。ちなみに前立腺癌は殆ど手術をする必要がないという医師もいる。殆どの医師は、患者を怖がらせることで成り立っていると考えても間違いはない。こういうと何にも知らないお前が言うなと言うだろう。むろん医師に比べて私は何にも知らない、と言われて当然だが、医師のたちの悪さは割合よく知っている。

 

私は、繰り返すが、健康診断も癌検診も受けない、薬も飲まない、予防接種? ワクチン? 全部やらない。今のコロナで言われるところの、マスク装着しない、PCR検査しない、むろんコロナワクチン打たない。改めて聞きたい。そういう私が何故元気で、むしろマスクずっと着けてる、PCR検査しょっちゅうしてる、ワクチン3回打った、という人がなぜ病気になったり亡くなったりしてるのか?   何かしらおかしいと思わないか?

 

基本的には、食べる物に気をつける、栄養のバランスを考える、発酵食品をよく摂る、キムチ、漬け物、納豆、ニンニク、ショウガ、などは最高。甘酒もいい。ついでに重曹とクエン酸を入れてつくる炭酸水も最高。塩化マグネシウム(ニガリ)風呂もあらゆるイヤなものを撃退してくれる。日光に当たるのも大事。引きこもり、おこもりさんなんてダメも大ダメもいいとこ、ビタミンDの生成が起こらず、免疫力下がる、これ当たり前だ。栄養だけでなく、睡眠、運動も充分に取る。こうした習慣を当たり前に実行続けるだけで身体は守られる。守られるばかりか頑健な身体を持つことができる。そりゃ、いろんな苦手部分もあるが、そういう所は自分でまた治してみる、強くしてみる、みたいな作戦を立てればいい、作戦を立てたら実行すればいい。地道な努力を当たり前にする。

 

ただそれだけだ。

 

今の医療に頼る必要は全くなく、自分の習慣と直観を重んじ、自分の感性と本能で健康を形作るという信念を持つようにした方がいい。自分の健康に関する審判を今の医師、医療に任せる委ねるほど危険なことはない。彼らはカネにしか興味がなく、さらに言えば対症療法しか知らない。対症療法は全く意味が無く有害。身体は根っこから強靱化させていかないといけない。付け焼き刃は全く意味が無い。

 

身体を動かす、地道に古武術の鍛錬をする、それも決して無理せず弛まず行い続ける、節制も続ける、過飲しない、そういった習慣を少しずつ身につけていく。途中で失敗があってもあまり気にしない、失敗は成功の元とはよく言ったもの、失敗したことは記憶し、修正し、良習慣に交換していけばいい。その積み重ねで健康は輝きを増していく。自分の中の直観と正しい感性を身につけていくようにする。それが当たり前になるようにする。習慣の中で自然にその醸成が出来るようにする。そうすれば何も怖いものはない。

 

今の医療で大事な所と言えば、眼科、耳鼻科、歯科、外科だろうか。これらの科目は、故障が起きたとき頼りになるところだ。それ以外は過剰診療が多く、間違った指示も多く、意図的に基準を変えているということも多く、あまり信頼できない。

 

あまりに辛口すぎたかもしれないが、今の医療と言えば、これくらいの批評で充分かと感じている。

 

ひどい話をもう一つ。昔、もう50年近く前の話だが、私の母方の親戚が病気で入院し、手術が必要だと言われた。入院する前、多少体調が悪そうだったが、それほど重病だとは見えなかった。手術後、いきなり寝たきりになり、あまり月日も経たない内に、親戚は亡くなった。キツネにつままれたような状態とはこういうことだ。病院は大病院。いくら聞いても判然とした説明は無かった。私は若すぎて対応の術が分からず、結局泣き寝入りとなった。こんな話は私だけではなく、多くの人の中で山ほどある。

 

今の医療を信じ切っている人、あまりに疑わないという態度では危ない。医師が、この薬を飲んで下さい、とか、手術しましょう、とか言ったとしても、安易に信用しないことだ。自分で調べてみた方がいい。何事もリサーチ無くして安全確保はできない。