平山栄一記録簿  想哲理越憂愁     

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③基本稽古の順番

今更ながらですが、稽古内容の順番について。稽古と言っても、基本的に、ごく単純な基本稽古しかやりません。たとえば、立禅、スワイショウ、型、試力、四股踏みなどです。技の稽古みたいなものは全くありません。技は基本の稽古を積み重ねていけば、勝手に出てくるものだと思っています。これまでにも基本の稽古をしている内に、インスピレーションがあり、そこから紡ぎ出していく、ということがありました。これで充分です。

 

ただ、稽古内容の順番について、ずっとどうするのがいいか迷ってました。体をほぐすのを先に、というのもいいけど、自分が一番苦手なものから始める、というのも良い方法かも、と思うようになってきました。私は立禅の稽古が苦手です。ずっとじっとしている、というのがどうしてもつらいんですよね。動きたくなります。微妙に動いたり、やっぱりしてますし。

 

で、その一番苦手な立禅の稽古から始めると、重荷が下ろせる、それって後を快適に稽古できるのではないか? そう考えました。やってみました。正解です。一番いやな稽古を先に済ませたおかげで、他の稽古が楽しくなります。今日はもう立禅やっちまったぞ。40分しっかり。今日はもうこれやらなくてもいいよな、という安心感で、続きの稽古は余裕で出来るようになります。

 

こういう下らない工夫が意外にモノいいます。今後これを当分採用してみます。当分というのは、よく方針が変わってしまうからです・・・飽き性なのかな。