平山栄一記録簿  想哲理越憂愁     

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6年以上前の動画 横スワイショウ

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もう6年以上前の動画です。youtubeに掲載したとき、全然解説らしい解説を付けませんでした。少し解説してみます。

 

最初にダメなやり方を実演してます。体軸がねじれたり倒れたりするのはダメです。体幹をまとめておくことが大事。頭から腰辺りまで、分厚い板だと思って同時に動かすという感覚です。

 

意外に難しく、すぐに体軸がねじれたりするので、最初はゆっくり回してみるのが良いと思います。肩から手先までは脱力です。体軸が回転し、途中で回転を止めることによって、慣性の法則で脱力している両手が体軸にまといつくように貼り付いていきます。貼り付いた両手が解放され、反対側に体軸が回転を始めます。そして、また反対側で回転を止めます。反対側にも脱力している両手が体軸にまといつくように貼り付いていきます。

 

その繰り返しで左右に体軸を回転させ、脱力した両手はその度に体軸にまとわりつきます。

 

膝は全体に少し緩みます。緩めることで左右への回転がかなり容易になります。

 

最後の所で、体軸の回転をかなり速めに止め、逆方向へ体軸を素早く戻すことで、脱力した両手の体軸へのまとわりつきがかなり速めになります。パンパンという音が鳴る形になります。これは少し難しいと思います。

 

ただ、両手を体に激しく打ち付ける形は、手首や指の関節を痛めることにもつながるので、あまりやらない方が良いかもしれません。私はいっとき、パンパン両手を体に打ち付け過ぎ、指の関節を少し痛めました。なので今はあまりしません。武術的にはあまり意味がありませんし。ただ、こんな風に両手が動くということが示されるだけです。

 

全般的にゆったりと行うことが大事です。横スワイショウだけで30分とか40分したりします。最近は前後スワイショウを20分30分して、横スワイショウを10分とか15分とかすることが多くなってます。別に意味はありません。

 

スワイショウの稽古は大変奥が深いものです。5分10分では見えない世界が、30分くらいすると、動きの可能性が高まります。勝手にいろんな動きが思い浮かび、いろんな変化が生まれてきます。スワイショウの稽古をすることで発明した動きがけっこう数多くあります。いずれまたご紹介します。