平山栄一記録簿  想哲理越憂愁     

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日常稽古の一例

はっきり言って、お金には全然ならない。でもこれはお金のためにやってるのではない。自分のための鍛えと次なる未来の身体への期待としてやっている部分がある。貴重な実践。

 

何のこと? 今現在やっている、やり続けている古武術稽古のことです。

 

今朝方は割合良い稽古ができました。最近見つけた場所は、あまり人が来ず、1人でいろんな稽古ができて助かります。

 

最近は、少し関節の故障があるので、その部分のアップのための時間を取ります。椅子に座って、上体を前に曲げる、斜めにひねる、膝頭部分から外側にはみ出るような形で上体を前に曲げていく。つまり痛みのある股関節に圧を加える。そうすることで痛みのある箇所を見つけ、痛みを味わいながらさらに少し圧を増す。これは最近見つけた治療法です。やりすぎると藪蛇になりますが、適度にすると回復効果あります。後、ついでに膝関節(前から痛めている所)のアップと治療と鍛えのために、曲げた膝をまっすぐ伸ばす、という運動を左右200回ほどします。中腰になり、反対側に折り曲げるというのも。(これは後でしました。200回はやってません。)

 

こういった治療の作業は、身体の鍛えにも繋がります。一石二鳥ですね。

 

他にも身体のほぐしをアレコレした後、スワイショウの稽古を40分。これは楽しい稽古です。前後スワイショウを主にしますが、横スワイショウも少しします。10分ないし15分を組み入れます。今回は早い動きは入れませんでした。たまに、2,3分、早い動きを入れる時もあります。この間は、イップマンの詠春拳に刺激され、左右連続付きをやってみたりしました。中々難しいですが、楽しいです。

 

少し休憩し、さらに柔軟の動きを兼ねて、降龍樁(こうりゅうとう)の形になります。説明は難しいので省略。降龍樁の形から、さらに身体をねじり、殆ど身体が地面に着くくらいに降ろしたりします。そのときは、あまりムリせず、椅子に手を置いたりします。耐えられる範囲で形を維持したりもします。意地ですね。だじゃれになってませんが。

 

上記のほぐしはけっこうキツイです。今度、人様に教えるときに紹介してみます。身体のあちこちが、足がつらないように気をつけて貰わないといけませんが。

 

身体を少し動かすために、空手のサンチンの型と太極拳の型をします。サンチンの型は三回、最初はゆっくり、次は少し速く、最後はかなり速く、というバリエーション。太極拳の型は、少し堂々とした感じで、さらにあまり低い体形を取ることなく。腰と股関節を守るためです。

 

そうそう腰痛もかなりしつこく、時々自分で治療を入れたりします。結構関節の故障って長引くものです。ただ、稽古に差し障るということはありません。痛くても稽古するのは当たり前なので。

 

最後に、立禅をします。この時は、左の肩関節に気をつけないといけません。肩と股関節において、嵌まりが弱い状況があります。関節がきちんと嵌まらず、どこかに骨が当たっている感じ。嵌まり込みを改善する治療法を今後も工夫していくつもりです。いろんな所でヒントがもらえます。

 

大体2時間ほどですが、今日は割合良い稽古でした。終わるとすっきりします。

 

明日から雨が続きますから、室内稽古が多くなりますが、できるだけさぼらないように、頑張りたいところですね。