平山栄一記録簿  想哲理越憂愁     

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半端ないダイヤモンドドロップ

今回のは本当に凄かった。朝の稽古場所として最も気に入ってる公園だが、少々遠い。車に乗っていかないといけない。朝早いので車は空いており、ほんの10分足らずで着くのだが、今回は5分ちょっとで着いてしまった。信号に全然ひっかからなかったので。

 

すごく大きい公園。公園玄関入って駐車場に車を置く。その後、階段を降りる降りる、確か187段くらいだったかな。降りきった所には小さな川もあってミニ公園もある。その公園の遊具も稽古に利用でくるグッズとして使えるので便利だ。

 

朝の稽古は本当に気持ちが良い。特にこの公園での稽古は、フィトンチッドとマイナスイオン、そして太陽の恵みがあるときは最高の環境となる。こんなに幸せで良いのか? というくらいの気持ちになってしまう。それに人も殆ど通らない。

 

今日はさらにすごいプレゼントがあった。昨晩雨が降っていたようで路面は濡れていた。そして公園に着いた時もあちこちシットリ状態。おまけに朝露がたっぷりアチコチに付いている。下草にも葉っぱにも、そしてブランコの回りにある横柵にも。これは鉄製ではなく、硬化プラスチックのようなものだったが。

 

そしてこの横柵に水滴がずらーっと並んでいるのだ。この水滴を見たとき、あぁこりゃあ太陽が昇ったらすごいことになるかもしれないな、と思った。というのは、この場所で今日と同じ条件になったとき、つまりアチコチに水滴が付いていて、かつ朝からピーカンであるという状況になったとき、という意味。そのときに、あちこちの水滴がダイヤモンドのように輝く光景を見ることが出来た。本当にすごい光景だった。

 

それが今回も観れるかもしれない、ということだ。

 

太陽が昇るのを心待ちにしていた。四股踏みをやったりスワイショウをやったり、そして型稽古を少し・・・いよいよ太陽が昇ってきた。

 

山の端や生い茂ってる木々の影になって太陽は中々昇ってこないのだが、ようやくにして私の所への初光がやってきた。

 

あちこちの下草でキラキラ光り始めていた。やっぱりすごくきれい。観る位置を少しずらすと赤色黄色、青色、そして時には金色に輝く。

 

ところが・・・

 

ブランコの回りにある横柵にたくさんの大きな水滴がぶら下がっていたのだが、太陽の恵みがやってきたとき、その水滴たちが、全く尋常じゃない輝きを見せ始めたのだ。かなり大きな水滴なのだが、それがもぉ、これってダイヤモンドで言ったら何十カラットとかいうくらいの迫力じゃないか、というほどにキラキラ光る。キラキラギャンギャンビッカビカに光りまくる。

 

本当に驚いた。丸でダイヤモンドドロップのラインダンスのようだ。四股踏みや四股構えバウンド(これ説明難しい、蹲踞の姿勢でバウンドする形)をすると、そのたびに、あっちこっちの大きな水滴が、青色黄色、赤色虹色、金色に光り輝きながら私の目に光線を放つ。今までに観たダイヤモンドドロップのキラキラダンスの中で、最も上等、あざやか、お見事、ビューティフル、インクレディブル、ワンダフル、アンビリーバブル・・・語彙貧弱者にとっては、形容詞が見当たらないほどに素晴らしい光景だった。

 

いやー、早起き稽古って本当にご褒美あるんだなぁ、素直に感謝しておこう。