平山栄一記録簿  想哲理越憂愁     

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身体を動かすということ

若い頃から、身体を動かすということに関心を持ち続けてきました。中学校高校では、クラブ活動くらいですが、バレーボールとかサッカーに興じてました。二十歳頃からは空手の稽古をすることに。何とも単純なことに、ブルース・リーの「燃えよドラゴン」を観たことがきっかけというシンプルな理由で。

 

何しろロードショー公開で観たときに、めちゃくちゃ単純にかっこいい、と憧れてしまったものです。動きの速さに驚きました。カンフー映画でよくあるフィルムの早回しではない、というリアルに惹きつけられました。映画出演のためのプレゼンテーション、オーディションでしょうか、そういった動画もあり、その安定感、速さに魅了されました。

 

空手の道場でも妙な現象があり、やたら、アチョー、とかアチャとか言う人が居て笑いました。そうやってイキッテた人ほどマッハで道場から去りましたね。日常の稽古はとても厳しく単調なもので、過酷でしたから。30代半ば頃まで、厳しい空手稽古を続けましたが、やがて心肺機能をかえって傷めることに気づきました。

 

空手の稽古は止め、色々と試行錯誤が始まりました。ヨガ、呼吸法、自律訓練法、断食、自己催眠法などなど、様々に取り組みました。社交ダンスもしたことがあります。けっこうハードなものでした。でもやがて、やはり武術関係への憧憬が蘇り、中国拳法の分野の武術に携わることに。

 

大変異質な武術稽古でした。とても新鮮味がありました。その過程で、やたら身体を酷使したり、心肺機能に負担を与えたりする稽古は、かえって身体の害になることも多い、という現実に気づきました。

 

今では、リズム運動的なもの、静止稽古、微動稽古、といったものに大体特化されていってます。その中でもリズム運動的なものは、とても楽しくできます。公園でも自宅でも取り組めます。公園では公園でする稽古の味があります。小川が流れ、木々が茂り、朝の太陽の下でする稽古はとても鋭気が養われ、フィトンチッドとたっぷりの酸素、マイナスイオンで身体がとても元気になります。自宅での稽古では、映画を観たり音楽を聴いたりしながら楽しみながら動かします。

 

特殊な四股踏み、スワイショウ、試力、太極拳の型稽古、気功、などなど、様々にゆったりとした稽古で思う存分、身体に心地よい刺激を与えることができます。

 

そうやって身体を動かすということは、とても楽しい時間となります。この体験を喜べるということは大変幸せなことだと感じています。この体験をできるだけ多くの人に伝えたい、これは一つの自分の責務であり、また喜びでもある、そういった感覚が生まれつつあります。他の指導者さん方に比べたらとても遅ればせながら、ということになりますが、大体がスロースターターなので、あまり気にしません。

 

ぼつぼつ始めていってもいいかもしれない、ようやくそういう思いになってきました。

 

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