平山栄一記録簿  想哲理越憂愁     

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大阪行き、ずっとノーマスク

用事があり、3泊4日で大阪に行ってきました。飛行機は大嫌いなのですが、船で行く訳にもいきません。それに船酔いにトコトン弱いという弱点もあります。往路は台風2号の影響があり、かなり揺れました。そう長い時間ではないのですが、あまりいい気持ちはしません。ガーンと下に落ちる感覚やら、ひねられて機体がきしむ音やら、様々に怖がらせてくれます。

 

ところで、今回の大阪行き、とりあえずマスクは全くしないでおく、と決めてました。一番の難関は飛行機ですね。ピーチを利用したのですが、空港についた時点で既にマスクマスクの嵐、他にノーマスクの人は本当に1人もいませんでした。皆でこれだけ同じことをする、という時点で何かおかしい、と感じて欲しいのですが、多くの人がそうはならないようです。自分にとっては不思議です。

 

飛行機に入る前に、交渉してみることにしました。

 

自分はマスクを着けることができない、以前、梅雨時に仕事のためやむを得ずマスクを着けたが、湿気でマスクがぴったり顔にくっつき、とても息苦しくなった、頻脈と目眩で、倒れそうになった、などなど説明しました。すると、

 

「お座席を替わっていただくことになりますが、宜しいですか?」

 

別にどこの座席でも全然構わないので、それで結構です、と応えると、一番後方の座席に変更とのこと。どうやら他の乗客と距離を取る位置に替わるということのようです。全く異論はないので応諾しました。

 

その後、念のため同意書を準備し、読み上げるとのこと、それも応諾して読んでいただきましたが、ごく当たり前のことばかりが3つ程。署名の必要はないらしく、読み上げてそれを聞いて終わり。

 

ただ、マスクを着けられなくても、歩く間は手ぬぐいか何かを口に当ててほしいとか、キャビンアテンダントさんが言われてました。一体何の意味があるのだろう、とは思いましたが、素直に聞くのは聞きました。

 

少し前、ピーチでトラブルがあったことを覚えてます。やはりノーマスクの方でしたが、決して座席を移らない、と言われてました。実際、その現場に立って感じたのですが、座席を絶対移らない、という感覚は私には分かりません。座席を移っても別に何も困らないし、一体何が問題なのだろう、と思いました。

 

ひょっとしたら、あのトラブルも企画されてたのじゃないだろうか、そう感じるところもありました。トラブルを実際に事件化し、わざとオオゴトに作り上げる、そして多くの人達に、やっぱりマスクをしないとまずいのかな、と思わせる、そういうことじゃなかったのか、という訳です。

 

帰りの飛行機の便では、申し送りがされてたみたいで、同意書の読み上げは省略してくれました。さらにスムーズに乗降することができました。帰りの便では、前の方が空いていたらしく、窓際の席を用意してくれてました。随分静かなフライトで、着陸もとてもソフトでした。とてもソフトで柔らかい着地だったので、キャビンアテンダントに御礼を言うと、嬉しそうに(見えたのは目だけでしたが分かりました。)されてました。キャプテンを褒められてシンプルに嬉しかったのでしょう。顔全体を観れたらもっと気持ちよく挨拶を交わせたのにな、という気持ちは少し残りましたが。

 

ともあれ、ノーマスクを続け、回りの人達に少しでも気づいてもらう、できれば、色々と話を交わし、真実を伝える機会があれば、遠慮無くどんどん伝える、そう予定しています。