平山栄一記録簿  想哲理越憂愁     

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政治は既に死んでいる

最近知り合った方に、緊急事態条項のことについてご存知かどうか聞いてみました。全くご存知ありませんでした。ごく普通にテレビを観て新聞も読んでおられると思います。酒席のお付き合いはお好きな方。お人との交流も多いはず。でも、話題として、緊急事態条項という事が上がることはほぼ無いのではないかと思われます。統計は取れませんが、おそらく一般の殆どの人は、緊急事態条項のことを知りません。

 

知らないのが当たり前かもしれません。新聞テレビ、そして国も、ほぼ全くこの話題を出していませんから。ごくたまに出したとしても、すぐに消えます。

 

コロナ禍を最大限利用しています。なので、海外では既にほぼ終わっているマスク・PCR・ワクチンをまだ継続しています。マスクを緩和すると言いつつ、様々なケースについてマスク着用は必要だとしています。電車内では着けるように、入学式でも来賓は着けるように、距離を空けるように、などなど、丸でマスクが本当に感染対策になると、まだ思わせるようにしています。海外では終わっているということについて、全く考えが及びません。

 

しかし国側としてはそれが好都合なのでしょう。緊急事態条項導入を含んだ憲法改悪を成立させるためには、国民の目をコロナ禍に集中させる方が都合がいいからです。さらに、緊急事態条項の実際の内容を知らせる気も全く無いからです。

 

昨日観た、2022年11月17日に実は行われていた憲法審査会のインターネット審議中継、国会議員が何人か審査会委員として集まって審議していたのですが、緊急事態条項の内容についてとか、改正案の内容についてとか、一切審議されてません。憲法改悪、緊急事態条項について、まともに審議する気がありません。それどころか、緊急事態宣言後の衆議院解散時の、議員復職の話ばかりズラズラ並べられてます。

 

野党議員は、本気で緊急事態条項の危険性を暴く気が無いのでしょう。大事なのは年間一億円に上る自らの収入。あまりにも高額すぎる国会議員の年収は、ずっと意味が分かりませんでしたが、どうやら議員を本気で仕事させないがための高収入設定、ということなのかもしれない、とも思えます。

 

国士という言葉がありますが、今では死語になっているのでしょう。命をかけてでも、国のために闘う人間なんて、国会議員の中には一人もいない訳です。それが証拠に、明らかにコロナワクチンが人を害するものであり、意図的に殺人を行っている、完全な史上最大の薬害である、ということが既に世界中でばれている、そうした事実は国会議員なら気づいている、いや気づかなければいけない立場であるにも関わらず、誰一人、コロナワクチン接種中止を言いません。

 

このままでは、緊急事態条項の内容を知らせることなく、耳障りのいい都合のいい話だけをコマーシャルでふんだんに流すことで、簡単に国民が洗脳されます。それに、コロナ禍を引きずることで、こういった感染症まん延に対処する時にこそ、緊急事態条項が絶対必要だとぶち上げるのに便利です。実は感染症まん延ということすら巨大な詐欺なのですが、いくら目覚めている人が主張しようが、国とメディアが大がかりで仕掛けた詐欺を打ち砕くのは非常に難しい。第二次大戦時に、国民全員が騙され続けたのと同様、今回も騙される可能性が非常に高いと思います。

 

名案は中々浮かびません。既に与党が憲法改悪を実行できる準備は調ってしまっています。国民投票法が設定されたら、簡単に賛成投票をでっち上げ、緊急事態条項を含む憲法改悪が為されるでしょう。まともな選挙は行われません。不正が横行していることは明らかで、市議選においてすら、考えられないような不正が起きています。

 

個人で、緊急事態条項は危険だというチラシを、コツコツ配っている人の話を聞いたことがあります。きっとできることはそれくらいなのでしょう。あとはマイク街宣。でもほぼ誰も聞きません。テレビでそんなこと言ってないよ、で終わります。

 

でも、何もやらないよりは遙かにいい。やれることをやってみます。

 

しかし、本当に緊急事態条項を入れられてしまったら、丸で違う国になります。今の国会議員だけではなく、後に出てくる議員たちももっと濫用していくでしょう。もう自分達が王様だと勘違いしていくでしょう。人間に政治など出来るはずがない、特に日本で政治が機能したことなど一度もない、機能していたのならこんな収入システムありえない。政治は既に死んでいます。