平山栄一記録簿  想哲理越憂愁     

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衆議院インターネット審議中継・・・

長らく見てなかったのですが、緊急事態条項に関連する質疑が昨年11月にあったが、NHKが放送していないのはおかしい、という情報があり、久しぶりに観ようと思いました。

 

衆議院インターネット審議中継のサイトを開き、2022年11月17日の所をクリックすると出てきます。4つの項目の一番下、憲法審査会、という所です。

 

1時間30分ほど。とりあえず全部観ようと思ってましたが、八分近く過ぎて、途中でばからしくなり止めました。あまり期待はしてなかったのですが、想像以上にひどくて観るに耐えませんでした。

 

与党も野党もズブズブ、もう既に緊急事態条項導入に関しては決定済み、のような印象。野党は緊急事態宣言で国会が解散になった場合、議員はそのままの議席で継続できるようにする、みたいなことばかり言ってましたね。年間一億円の収入が消えるのがいやでいやでたまらないのでしょう。与党の方は、検討するみたいな姿勢で鷹揚にまぁまぁ面倒みてやるかもな、みたいな。結局みんなお仲間です。

 

政治ではありません。利益共同体、それも超高額取得者たちのなれ合いに過ぎません。命をかけて緊急事態条項を阻止するぞ、みたいな野党議員は一人もいないのでは? 全員聞いた訳ではないから分かりませんが。

 

いずれにせよ、日本の政治は死んでいます。それがイタイほど分かりました。

 

このままでは、簡単に緊急事態条項導入の上での憲法改悪が進んでしまうように思えます。メディアも一切、緊急事態条項の件については口をつぐんでいます。話題はその他のことばかり。

 

緊急事態条項のとんでもない側面についてはダンマリの上で、高額な宣伝費用をかけ(これも法律で通してしまってます)国民に嘘を吐き、洗脳する。あたかも、国民のために安全確保のために、緊急事態条項は是非とも必要なんだ、と刷り込む。

 

緊急事態条項導入が決まると、これまでの社会と全く違う社会になることは目に見えています。どこまで、事前に気づく人が増えるかどうかですが・・・

 

いやなものを観てしまい、未だに重い気分。いや、へこたれている訳にもいきませんね。