平山栄一記録簿  想哲理越憂愁     

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「戦場のピアニスト」の映画の中にある二つの名曲場面

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戦場のピアニストのフルムービー。探してみたらあった。(原語版、日本語訳はない)この映画の二つのピアノ演奏、及びピアノによる協奏曲的作品の2箇所を観ることをお奨めする。

 

一つ目はショパンの「夜想曲20番」 2時間4分くらいの所から始まる。ドイツ将校(後に逮捕され収容所で死亡する、哀しい結末だ)とのやりとりで、感情の機微が見てとれるが、ともかく曲が美しい。この曲は多種類の編曲がある。

 

二つ目はこれもむろんショパンの「アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ」という曲。映画のエンディングで使われている。2時間21分頃から始まる。ピアノとオーケストラによる協奏曲的作品。

 

二つとも本当に素晴らしい曲だ。二つ目の曲を久しぶりに聴き、涙がにじんだ。

 

無料でこういうのを簡単に見ることができるって、やっぱりネットはすごいな。

 

ついでになるけど、この映画作品そのものも大変貴重だ。人間の愚かさと非道さ、矛盾などが紹介されている。ユダヤ人が憎まれているが、ユダヤ人自体が悪いのでは無論ない。ただ、悲しいことに、今のコロナパンデミックでは主にユダヤ人の一グループが圧倒的なジェノサイドを指揮している。これはユダヤ人全体にとっての悲劇だろうし、分断をも生んでしまう。国家や、人種などによるしきりがいかにバカバカしいものであるかということを思い知らされる。

 

人間とは本当に愚かな存在だなとつくづく思う。

 

ともあれ、音楽は素晴らしい。