平山栄一記録簿  想哲理越憂愁     

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②芥川龍之介 ウワディスワフ・シュピルマン

若い頃、ほんの少し、芥川龍之介の小説を読みました。ただ、晩年の「歯車」とか「或る阿呆の一生」とか「河童」とか、どちらかというと重いものは読めませんでした。「杜子春」「蜘蛛の糸」「仙人」「あばばばば」とかはとてもいいです。なのでそういった一般的には若い人向けと言われるものが私にはなじめました。今またそういうものを改めて読んだりしてます。少しずつ、今まで読んだことのないものも読み始めてます。

 

本を読むのはきらいな方じゃないので、できるだけ読み続けようと思ってますが、そう簡単に時間を作ることはできません。別にすごく忙しい訳でもありませんが、と言って、簡単に本を読む時間をどっさり作るというのもできません。なので、文庫本をカバンに入れて、ヒマがあれば少しでも読んだりしますね。

 

芥川龍之介の小説は短編が多く、すぐに読めます。でも中身はとてもキレキレです。色々と考えさせてくれる所があります。これからは、晩年の短編も思い切って読んでいってみようと思ってます。

 

それにしても、この芥川龍之介の文庫本が古本屋さんでたった50円で買えるというのには驚きました。おそらくあんまり読む人がいないのでしょう。でなければこんな安い価格になるわけないですから。何でかなぁ?

 

けっこう難しい言葉も多かったり、古典の引用もあったりで、読むのに少し苦労したりしますが、勉強になります。そういう所が、今の軽いカルイ本になれた人は、とっつきにくいのかもしれません。でも読んでみれば、なじんでみれば面白いです。

 

最近読んだもので、「戦場のピアニスト」というのがあります。これは映画の表題をそのまま日本語訳の書籍にしたもので、原題は 「The Pianist」   ポーランドに住むユダヤ人でピアニストの主人公が、ナチの迫害から壮絶な生き残りのための闘いを続けた、という内容。これは本当にすごい物語でした。名前はウワディスワフ・シュピルマンという方。とてもとても勉強になりました。映画とは全く違う視点からの見方ができました。

 

芥川龍之介とウワディスワフ・シュピルマンともに言えることですが、二人とも本当に頭がいい。記憶力も速読力も暗記力もおそらく常人の何十倍もの能力を持っているのじゃないか、と思いました。才能に恵まれた二人でした。なぜか、芥川龍之介は35才という短命、ウワディスワフ・シュピルマンは89才という長命。芥川龍之介は精神的な部分での病疾がありましたが、ウワディスワフ・シュピルマンにはそれが無かったということなのでしょうか。

 

いずれにしても、二人とも天才だったんだな、と感じています。つい最近、シュピルマンのピアノ録音を安価で買えることが分かり、注文しました。今日届きました。楽しみにしています。もうすぐCDの入った包みを開き、聴いてみるつもりです。

 

本と音楽は本当に深い。もっといろんな本と音楽に出会いたいですね。