スーパーで買い物をしたときのこと。今日は日曜で超満員。すごいまとめ買いをする人がいて、ちょうどその方の後ろに並んだ私は、けっこう長い間、待機しないといけない羽目になりました。あ〜あ、ついてないな、と思いながら、ふと横を見ると、４才くらいの女の子が、紙製の鬼の面を手に持ってます。ふと私と目が合い、女の子も私も同時くらいにニコっとします。すると、女の子がその鬼のお面を自分の顔にひっつけました。そして、だんだんとお面をずらし、自分の顔をニコニコ顔で見えるようにします。お面を使ったイナイイナイバァですね。私はこういうのにはとても付き合いの良い方なので、何度でも、何十度でも請け合います。横にマスクを着けたお母さんもいましたが、二人の様子をみて、私に、やっぱりニコニコ顔で「どうもありがとうございます」と言います。お母さんは鼻出しマスク・・・ 仕方無しに着けてるのでしょうか？
女の子はだんだん行動がエスカレートしていきます。子供のパワーってすごいですね。お面を使わず、シンプルイナイイナイバァに進化していきました。あちこちの物陰に自分の顔を隠し、私の顔にめがけてバーっとやります。そのたびに、ニッコリしながら驚く役をする私。けっこう長い間の時間を過ごしましたね。久しぶりに、小さな子供と遊ぶことができました。向こうも遊びができて喜んでいたようでした。こんなこと・・・ほんの少し前まで、と言っても３年も前ですか・・・・普通にあったのですが。本当に残酷な世の中になったものです。
残酷と言えば、昼以後に見た光景は、本当にショッキングでした。音楽の時間での合唱の練習で、画像や動画で、マスクをびっちり装着したまま合唱している光景を見たことがあります。本当に異様な光景でした。しょっちゅう生徒たちがマスクを手で掴み、位置を調整していました。歌う度にマスクがずれていき、顔から脱線していくので、それをそのたびに修正するのです。見ていて本当に気の毒でした。何とその現場に遭遇したのです。
どうやら、今日は合奏コンクールがある日で、控え室代わりに多目的教室に女子高校生の団体が練習をしていました。そこへ偶然私が通りかかった訳です。ドアが開け放たれていたので丸見えです。開放的なのはいいのですが、それが・・・全員マスクです。生徒たちだけではなく、付き添いの教師もむろん全員マスク。その部屋全部の関係者が全員マスクで、全員合唱、そして教師はマスク姿でその様子を観る、練習指導をする・・・やっぱり、マスクがずれるようで、生徒がマスクに手を伸ばし、位置を調整する姿が見えました。本当に異様な光景でした。
先に書いた小さな女の子との遭遇は、とても楽しい出来事でしたが、今回の高校生達、教師達の全員マスクは、胸が悪くなるような重い光景でした。もうやめてくれーと叫びたくなるような光景でした。
マイク街宣で昨日も話しましたが、やっぱりマスクのことは絶対言ってしまいます。もう海外ではパンデミック自体が終わってる、マスクなんて誰も着けてない、日本だけしか着けてない、本当にこんな茶番は止めよう・・・そういったことを今まで延々と繰り返し言い続けてきました。が、いざ、皆で合唱をするとなると、全員マスクを着けないといけないとなる、引率の教師達も全員マスク・・・
この教室の全員を、ドラエモンのドコデモドアにほりこんで、アメリカとかヨーロッパとかに瞬間移動させてあげたい。一体どんな顔になるでしょう？ それくらいのことが出来ない限り、マスクを外すということは日本の場合、とてもとても難しいことなのかもしれません。とにかく横並びで、皆が外せば自分も外す、回りが外さなければ外さない、という他力本願しかありません。
いい意味での個人主義が、日本では全く育たなかった、ということがよく分かります。
もう殆ど日本しか、これほどにマスク装着を徹底している国はありません。海外では、マスクどころか、検温も、手指消毒も、アクリル板も、三密も何もかも、全部終わってます。感染対策もすべて撤廃されてます。コロナパンデミックは海外では完全に終わってます。それが、決して日本では伝えられないのです。考えられない事態が日本では起きている、そして、それがずっと継続している、ということです。
しかし、これはもう恥だと思わなければならない、日本は恥を知る民族だったはずなのに、コロナパンデミックでは恥を顧みず、あくまでも茶番から逃れられず、まだまだ見苦しい同調圧力の下でばかばかしいカンセンタイサクを続けています。一体いつの間にこんな情けない国に転落したのでしょう？ ここら辺でバシっと切りかえないと、日本、本当に滅びますね。どうするんだろうミンナ？