平山栄一記録簿  想哲理越憂愁     

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型稽古の変遷

太極拳の型というのがあります。24式とか簡化式とか。私は全く知らないのですが、48式とか54式とかもあります。多くの形を学ぶものだと思いますが、あまり意味を感じないので最も簡単なものを利用するようにしています。

 

私が学んだのは、最初は24式とか簡化式とかの呼び名の(多分)ものが最初だったのですが、達人の友人から、微妙に異なる型を教えてもらい、俄然そっちが良いと感じました。似ているようで全く違う感覚なのです。ねばりと力強さ、そしてファンソンの感覚も感じることができます。24式より、もっとコンパクトで動き自体はむしろ地味。24式は何か踊りのようなイメージもあったのですが、この型は実戦的なイメージがあります。

 

教えてもらってからもう大分経ちます。17年、いやもう少し前からやっていたような記憶があります。

 

さらに最近思いつき、自分で改変することにしました。異動の際に、もっと足を上げる、また、陳式のように、足を下に叩きつけるようなやり方も入れる、手の動きをもっと動きの分かり易いもの、そして派手目に動かす・・・等など。

 

やってみると単純に面白いですね。それと、確かに派手目は増します。別にかっこつける訳じゃないのですが、観る人には、ナニコレ感は出るでしょう。24式のように見えてそうじゃない。陳式のようにもみえるがそうでもない。決して24式ではない。健康太極拳のイメージからかなり遠く離れる。でも確かに太極拳・・・みたいな。

 

自分は何事も混乱させるのが好きなんだな、ということも感じました。自分しかやってない型というのも面白いのじゃないか、というのが簡単な見立てです。変わり者の人生だから、古武術稽古も変わり者で行けばよいのかな。

 

最近、この型がだんだん面白くなってきたので、毎回型の稽古もきちんとするようにしています。ただ、一時間型稽古はまだ再開できてません。何しろ暑すぎて、10分するだけでも大変。一時間したら倒れそうになるはず。まだまだしばらく無理ですね。