くせになっている。合谷（ごうこく）というごくごく一般的な指圧のツボ。合谷のツボは、眼とか胃腸に効いたりするが、その時の体調によって圧痛の程度や効く箇所などが変わってくる。
ときどき、体調を見るためにチェックする。アレ？ やっぱり胃腸にきてるのかな？ いや今日はまぁまぁ調子がいいな、とか判断できる。健康のバロメーターの一つ。
ツボ、経絡、というのは実際に体中に張り巡らされている。あまり調べてない人も多いけれど、これはとても健康維持にとって有効なもの。できるだけ知っておいた方がいいし、調べておいた方がいい。
いっとき、ツボを色々試してみることに凝ったことがあって、様々に実験した。ツボの指南書にものってないような箇所を見つけ、自分なりに開発した場所もある。名前なんて付いてない。でも効く。
指圧の専門書も高いお金を出して買ったことがある。でもあんまり役に立たなかった。実践を通じて得る知識と体験の方が役に立つみたい。
ツボの中では、最初に書いたように合谷のツボが一番分かり易いが、あまり知らない方は簡単にみつけられなかったりする。
こういうのを知らないのは本当にもったいないなぁ、と思う。医者の出す薬より効いたりするのにな。医者が出す胃薬なんて、むしろ胃の内壁をあらしたりする。かえって体によくない。その点、ツボ刺激は何の副作用もない。
本当は、指圧師さんとかマッサージ師さんとか、大病院なんかより体のことをよく知っておられることが多い。経験豊かで確実に体の不調を解決してくれる場合がけっこうある。本当に値打ちあるのになぁ。
合谷のツボからとりあえず、触って押して、方向を試してみて強さを試してみて、自分なりの体調改良に繋げてみたら良いと思う。そこからもっと広い範囲に興味が向いていくだろう。
自分で色々実験することが大事。
でも、本当に大事なのは、健康に関わる全般的な知識。睡眠、運動、栄養の基本をきっちりマスターする、実践する。そしてメンタルの強さをつける。そういう地味なことの実践を怠らないということだな。
最近ときどき考えるけれど、私にとっては、「怒らず」というポイントが大事だと。自分の欠点なので、怒ることなく、淡々と冷静に考え、やるべきことを進める、という姿勢が大事。
合谷のツボを刺激しながら、怒らず物事に当たるという修練を考えてみたいな。本当にこれ大事。
