平山栄一記録簿  想哲理越憂愁     

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最低限の自己マッサージ

最低限の自己マッサージ

 

浪越徳治郎という方の名前をご存じでしょうか? 2000年に亡くなられてますから、もう20年以上になります。この方は指圧の先生。「指圧の心、母心、押せば命の泉湧く」といつもおっしゃってた方です。

 

その方の本を読んだことがあります。いや、この方ご自身じゃなくて、お子さんが書いた本だったように記憶してます。その中で最も覚えておいた方がいいな、という健康法を記録しておきます。

 

体の中の4点のツボだけは忘れないようにしましょう、というものです。首筋(前面から見て首の左右の横側)と、下腹部の左右。下腹部は左腹詰(さふっけつ)と右腹詰(うふっけつ)の4箇所です。首筋は頭に繋がるところで、頭全体の血流を促すツボということになります。下腹部左右のツボは、便通を促すものだということになります。

 

回数は、首筋左右を200回ずつ、下腹部左右も200回ずつ、ほぐすように、とありました。

 

合計800回ですね。これは結構な回数です。これだけのことを一日の内に最低限やりなさい、という指摘は、至極面白いな、と感じました。具体的な数字の指定があり、またそこをほぐすことの意味や効果も簡単に想像できます。納得できます。

 

以来、できるだけするようにしてます。毎日か、というと中々、そうはいきません。忘れることもあれば、忙しい忙しいとかで抜けてしまうこともあります。でも思い出して、また一生懸命ほぐしたりもしてます。

 

何事も、体に良いということは続けてしたいものですが、全部が全部、完全にやりきるということはできません。人間って忘却の動物ですから。

 

ちゃらんぽらんでもいい、いい加減でもいい、ふざけ半分でも適当でもいい、ともかく実行することが大事ですね。

 

ただし、スワイショウだけは、できればほんの少しだけでも毎日やってほしいものです。最低15分くらいは・・・体幹がどんどん磨かれていきます。40分すると、別の世界が見えてきます。